「魍魎の匣」

2011年10月12日
「ほう」

この言葉に、
こんなにたった一言に僕の背筋は凍り、
胸が締め付けられるような、
それでいて罪悪感のようなものを感じた。

すでに魍魎の魅惑に引き込まれていたのかもしれない。

゜.・゜・☆

というわけで、こんにちは。
ご無沙汰です。
かなり久しぶりな更新なのではないでしょうか。

最近、京極夏彦様の作品を拝見させて頂いている。
デビュー作が
『姑獲鳥の夏』

そしてこの日記のタイトルでもある、
『魍魎の匣』
が、2作目である。

何故タイトルかというと、
単純に、今日は魍魎の匣を読み終えたんだ。
まず本の分厚さに少し息をのみましたね。
はい。
でも美しい登場人物達の壮大なストーリーや人間性に惹かれていく。
だんだん京極夏彦という何か不思議な魔法をかけられたようです。

読んでいて幸せになりました。

そして、人が死ぬか死なないかの瀬戸際。
私が犯人だと思った人は犯人ではなく、
予想を大いに覆されました。


個人的には、
雨宮にはそのまま幸せでいてほしい。


陽子には愛してくれる人がいる。
でも加菜子にはいないのだから。

「はてしない物語」

2011年10月11日
「はてしない物語」


これはある日僕がふらっと図書館に立ち寄った時にであった本だ。
1ページ目を開いた瞬間、出逢わざるを得ないなと肌に感じた。

まずこの物語のキーワードが「本」なのだ。
本が大好きな僕にとって本に関する内容と言うのは、
運命と行っても過言ではないだろう。

さて、ざっとストーリーを。

*。・☆。・゚。

本が大好きな少年はデブで虐められていた。
そんなある日、とある古本屋さんにて
「はてしない物語」と言う本に出会う。

少年は、最初は背景を想像をしながら、
非現実的な内容に堪能しながら読みふけていた。

しかし途中で、この本は主人公自身を呼んでいるのだと気づく。
そして…本の中に入り。
虚無に襲われた本の中の世界――ファンタージエン国の滅亡を救う。

*・。☆゚・。・

正直…、正直だ。
ミヒャエル・エンデは神だと思った。
幼い子が読もうが大人が読もうが、この本の伝えたい事はきっと伝わると思う。

自分自身を見失うとどうなるか。
全て自分が正しいとは限らない…ということを。

この物語は、ファンタジーであり、
その中に現実味もあり、人情や愛情、友情。
亀裂...そして滅亡。

主人公は幸福と困難の狭間に居るのだろう。

一通り目を通した程度だと、
これは滅亡の国を見届けたただの切ないファンタジー物語。

だが、違うのだ。
主人公ではなく「はてしない物語」を読む現実の人間、
つまり、君たちや僕の人生と重ね合わせて読んでみるとよく分かると思う。

是非読んでみて欲しい。
児童書を甘く見てはならない事がしかと分かるのではないか。

「苛め」について

2011年10月9日
苛めってまだ存在してるのかね。

苛めって加害者にも被害者にも問題はあるわけよ。
これ基本。
互いに目を背け合って初めて苛めが発生するんだろうと思う。
だが、互いにとは言えここで少し矛盾点。
比率でいうと恐らく、
加害者:被害者=7:3だろう。

あくまでも僕自身の主観的な意見だが。

まぁまぁ、そう興奮せずに(苦笑
さて…、話を元に戻そうか。

加害者の腹いせに利用されるパターンも多いと思う。〈被害者
自身の弱味を握られるのが怖いのだな。
だから、下のレベルの人間を探し続けて、
自分より下はいるんだと自身に思い込ませる。
挙げ句の果ては低レベル集団のトップに立っているなんて事は気づいてないんだろうな((失笑

逆に被害者と呼ばれてる側にも問題はある。
それはまぁ不特定多数の者のみの話ではあるが。

やたらめったら被害者ぶりたがる奴も居るからな。
同情心を引こうとする。

だが、よく考えてみ。それって矛盾してないか?
被害者(と表現するまでもなくなってきたが)は解決策を考えようともしない。
同情心を引いてる時間の余裕と猶予が長すぎるんだと思うんだ。

加害者、つまり「何かしらの危害を加える」から加害者なんだよな。
加害者の被害者に対するちょっとした「不満」から、
「危害」にまでにはそれなりの過程があると思う。
何もない場所には何も生まれない、っていうのと同じだな。
裏では被害者は加害者で、加害者が被害者、なんて事はよくある話だ。
互いに理不尽な行動をし合っているわけだ。

それを考えると馬鹿らしくなるだろう。

どっちが加害者でどっちが被害者かなんて、傍から見ればどうでもいい話なのだ。
ただ、自分の道理に合わぬ事があれば、とりあえずターゲットを叩く。
ちょっと目についただけで意味も無く、
あったとしても所詮些細な理由でしかない。

結局はどちらも加害者、なのだ。
ただそれを認めたくない自己中心的な性格の話も入り組んで来ると思う。

だが、話し出すと切りが無い。
留めがないのが僕の特徴だから、すこし自重すべきだとは思っている。

最初に

2011年10月8日


こんばんは。
カオスな人や事柄が大好物なぼくです。

何でまたブログを始めたかって?
まぁ、その意味は皆無に等しい。

僕がふと考えついた事や思い立ったことをここにバシバシとぶつけようかなと。(
別に前置きとか必要なかったんですけどね。(苦笑

今はまだこんばんはじゃないですとか言わないでよ。
え?言ってない?またまたぁ…




兎は可憐な夢を見るのだろうか。
それではここらで失礼しようか。

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